治らない頭皮のアトピー

【東京都・26歳・タカヒロ】

もともと小さいころにアトピー性皮膚炎と診断されており、

そこから学生時代は皮膚に大きな悩みもなく、青春のニキビ程度でした。

ところが大学卒業後、上京し一人暮らしでの不摂生からか

2年後あたりから頭皮や耳のあたりに、かゆみが出始めました。

はじめはかゆいときに適度に掻いてその場をしのいでいましたが、やはり一度掻くと自制がきかなくなり、傷になるまで掻いてしまっていました。

頭皮のアトピーがひどくなってしまってから、やっと皮膚科に行き、ステロイドと、かゆみ止めの飲み薬で悪化を防ぐ生活が始まりました。

耳は順調に治っていったのですが、頭皮に関しては、お風呂に入る際のお湯が頭皮のかゆみを促進させ、またそれを補うようにシャンプーも爪を立ててしまうため、なかなか治りませんでした。

このようにしているうちに薬の特効性はどんどん体が順応していき湿疹や傷のほうが大きくなっていきました。

再度、皮膚科に相談したところ、頭皮のアトピーは、物理的な干渉をなるべく避けること、そして、冷やすことを提案されました。

早速、頭のみ30度くらいのシャワーで洗いシャンプーをすると、泡立ちは悪いですが、かゆみはあまり出てきませんでした。

そうすると必然的に洗い方も指先で優しく洗うようになり、お医者さんに言われたような物理的干渉を抑制でいるようになりました。

私はそこから劇的によくなったわけではありませんが薬以外に、食生活やサプリメント、シャンプーの切り替えなど試行錯誤をし、少しずつ良くなっている状況です。

皮膚の回復にはビタミンCが有効的なのでサプリメント（DHCなどの薬局に売っているもの）を毎日摂取し、食事も、比較的ビタミンCの豊富なもの（ブロッコリーがおすすめ）を意識的に摂る様にしています。

サプリメントですと人工物なので、やはり自然のものから可能な限り摂取したほうがいいとWEBサイトに書いていたので、私もできる限りそうしています。

またシャンプーや洗顔もビタミンCの含まれたものが市販されているので外側からもビタミンCで補強しています。

私の場合、少し過剰かもしれませんが、男女問わず肌がきれいなことは人生において得なことだと思います。

湿疹の治療をきっかけに肌への美意識について考えることができたのでアトピーがすべて悪ではなかったのだと今は思います。

管理人まさみからの一言

タカヒロさん本当に大変でしたね。

私が患った頭皮脂漏性皮膚炎と、とても似ていて、うんうんと共感しながら読んでいました。

でも、ビタミンＣを摂取されたり、食生活を見直されたり、最終的には肌への美意識について考えられて「頭皮アトピーも悪ではなかった」と思われたことに、すごく共鳴しました。

本当に自分に起こったアクシデントと思えることも、最終的には「成長や考え方の進歩」につながると捉えられるタカヒロさんは素敵です。

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