脱ステロイド…大失敗！【頭皮湿疹の薬 その４】
前回の記事
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やれやれ… 皮膚科医に負けた私【頭皮湿疹の薬 その３】
からの続きです。
皮膚科医はもう信用できない…
自分の力で、この頭皮湿疹（脂漏性皮膚炎）を治してやる！
そのための第１歩として、私は自宅にある全ての薬（頭皮湿疹のステロイド剤と飲み薬）を処分しました。
処分しました
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処分しました…
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処分しました……
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処分しました…
↓
処分しました………
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ステロイド断ち
を開始したのです。
ただ、一抹の不安があったことも確かです。
脱ステロイドをはじめるにあたっては、脱ステロイドに成功した先駆者たちの、手記・体験談をたくさん読みました（体験談の本とかネットには多くの情報があります）。
そして、その体験談のほとんど全てで、脱ステロイドのリバウンドの恐ろしたを説いていました。
そうです。それまでずっとステロイド剤の効果で皮膚の湿疹やかゆみを強制的に押さえていたものを、急激に薬の使用をストップすると、皮膚がリバウンドを起こして、一気に湿疹やかゆみが悪化するというのです。
ステロイド剤を使用している時でも、頭の痒みは辛かったのに、それが脱ステロイドでリバウンドを起こしたら、一体私の頭（頭皮）はどうなるのだろう…
想像しただけでも、緊張してきます。
そして、そのイヤな予感は見事に的中します。
脱ステロイドのリバウンド
それがこんなにキツイものだとは思ってませんでした。
とにかく頭がかゆい〜！！！！！
絶対に我慢できないほどの痒みが間断なく襲ってきます。
頭皮湿疹においては、頭を掻くことは悪化につながるのでNGなのです。
それはわかってるんです。
でも、頭を掻かずにはいられない…
頭を掻きむしりたい衝動を理性で必死に抑えます。
私は今、脱ステロイドという大いなるチャレンジに挑んでいる。
負けちゃダメだ…
でも、そんな理性も真夜中、就寝中には働きません。
タガの外れた私の衝動は、一晩中頭を掻きむしっていたのでしょう…
翌朝の枕には頭皮から出血した血が付着していました。
いったいどれだけの強さで、勢いで、スピードで
頭を掻きむしったのでしょうか？
もう無理…
限界…
たぶん１週間も持たなかったと思います。
まるで麻薬中毒者がヤクの売人の元へ向かうかのごとく、私は皮膚科へと向いました。
私の脱ステロイドは見事に失敗したのです。
絶望…
あきらめ…
自己嫌悪…
とてつもなく重い敗北感と挫折感でした。
この前、薬を処方してもらったばかりなのに、皮膚科の先生になんて説明したらいいのだろう…
私の皮膚科へ向かう足取りは限りなく重たかったことを今でも覚えています。
（明日につづきます）
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