やれやれ… 皮膚科医に負けた私【頭皮湿疹の薬 その３】
前回の記事
皮膚科の飲み薬・塗り薬は効かない…【頭皮湿疹の薬 その２】
からの続きです。
「先生… あの… 脱ステロイドに挑戦したいんですけど…」
ついに私は意を決して、勇気を出して、皮膚科医の先生に、そう告白しました。
先生の顔が非常にわかりやすく、しかめっ面になります。
こいつは一体何を言っているんだ…
とでもいいたげな表情で、私を睨みます。
（その目には、嘲笑とあざけりも含まれています）
そして、こう断言したんです。
「脱ステロイド…！
そんなことしたら大変なことになりますよ！
ステロイド剤を使っているから、
そのおかげで、まだ症状が緩和されているんですよ！」
すごい圧力で先生はそう言い放ちます。
ここで負けちゃダメだ…
逃げちゃダメだ…
「あの… でも…
ずっとお薬を使ってますけど、
10年以上たっても完治しないんですけ…」
と私の話しが終わらないうちに先生はかぶせ気味に
「本当にちゃんと毎日、お薬を使ってますか！？
湿疹の患部だけでなく、その周囲にも広範囲にたっぷりと塗ってますか！？
湿疹が収まってきた！ やった〜！
とか思って、薬を塗るのをやめてませんか！？」
「・・・・・・」
「・・・ダメだ・・・・・・」
（もちろん私は、言われた通りに薬をちゃんと広範囲にたっぷりめに塗ってきました）
うん、だぶん、皮膚科医に対して
ステロイド断ち
とか
脱ステロイド
というキーワードは
絶対に言ってはいけない、NGワード、地雷ワードだったんでしょうね…
「それじゃあ、もっと強めの薬を出しておきます。
絶対に毎日ちゃんと、
たっぷりめに、広範囲に塗るんですよ！」
やれやれ…
劇薬の〝劇〟と表示された、今までよりもさらに強いステロイド剤を処方されて、私はトボトボと家路につきました。
でも、本当に何なんだろう？
皮膚科はいつでも患者で溢れかえっている…
その中で患者同士で多くの人と知り合いにもなったけど、みんな、もう数年間、あるいは私のように10年以上とかずっと長期で皮膚科に通っている患者ばかりだ。
それだけ皮膚病が治りにくい病気だということは理解できる。
でも、今の皮膚科のただただステロイド剤を処方する…
このやり方が本当に最善の治療なんだろうか？
もっと、根本的に肌を元気にする方法はないのだろうか？
ステロイド断ちを応援してくれる皮膚科医はいないのだろうか？
いろんな疑問が湧き上がってきます。
そして、私は決意しました。
絶対に自分の力で、この頭皮湿疹を治してやる！
と。
時は今！
私は反撃の狼煙を上げました。
（明日に続きます）
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